肩こりの原因
肩こりの主な原因は血行不良と言われています。血行不良の状態が続くことにより老廃物が流れるのが滞り、肩に溜まることにより痛みが生じます。肩こりの状態が慢性化していくことにより、また筋肉が固くなりさらに血行不良に…という負のスパイラルになってしまいます。
なぜ、血行不良が起こるのでしょうか?当整体院では一番の原因は「姿勢不良」と考えています。
肩こりに影響のある姿勢不良
ストレートネック
名前の通り「首がまっすぐになる」ということです。首の骨(頸椎)は7個の骨から成り立っており、正しい状態だと頭の重みを支えるためにからだの前面に向けて緩やかなカーブを描いています。(生理湾曲)この湾曲が無く、横から見るとまっすぐになっているような首をストレートネックと言われています。
ストレートネックだと頭の重みをうまく逃がすことができず、肩に直接的に負担を与えてしまい、そのことが血行不良の原因になります。
猫背
猫背が身体に与える影響は見た目だけでなく、健康に非常に多くの影響を与えます。その一つに肩こりがあります。
背中が丸まっていることによって頭が前に出てしまうことにより、これもまた肩や背中に負担がかかり血行不良が生じます。
また、猫背の人で肩が前に巻き込んでしまう丸背という状態があります。そうなってしまうと、常に肩から背中の筋肉がのばされている状態になってしまうため、血流が悪くなってしまいます。
その他の肩こりの要因
肩こりの要因①枕の高さが合わない
身体に合った枕よりも高めのものを使うと、寝ているときに顎を引いた状態になり、首が前に傾いてしまいます。睡眠時は体がリラックスしている状態なので、その時間が長く続くことにより、体が覚えてしまいます。そのせいで、頭のポジションが悪くなり肩こりの原因となってしまいます。
肩こりの要因②視力矯正がうまくいっていない
メガネやコンタクトの矯正視力が強すぎたり弱すぎたりすることにより、目の筋肉を必要以上に酷使してしまいそのことが原因で肩こりになることがあります。特に度が低すぎて見えない状態だと、特に目を細めたり、体を前のめりにしたりすることで首・肩の筋肉を緊張させてしまいます。